高電圧製品対応の新電波暗室増設・稼働
ビューローベリタス ニューモビリティーテクニカルセンター(愛知県安城市)では、新規電波暗室を増設し2025年9月9日より稼働しています。
増設背景
自動車業界にてCASE※1と呼ばれる大変革のなか、カーボンニュートラル(脱炭素化)実現の方法として電動化(EV、HV・HEV、PHV・PHEV、FCV・FCEV※2)へのシフトが進行しています。これらの変革/シフトに対応した車載部品の開発や新設が活発化しており、EMC試験を実施する件数が増加の一途を辿っています。
また、これら車載製品の特徴の一つが高電圧であり、電波暗室以外の付帯設備(DC電源/回生電源/HV LISN)が試験実施に必須となります。
当試験所では高電圧対応の暗室1基に対して、試験ニーズに対応すべく新設の高電圧対応の電波暗室を増設しました。
※1 Connected(インターネットへの接続)
Autonomous/Automated(自動運転)
Shared & Services(カーシェアリング)
Electric(電動化)
※2 EV(Electric Vehicle:電気自動車)
HV・HEV(Hybrid Vehicle・Hybrid Electric Vehicle:ハイブリッド車)
PHV・PHEV(Plug-in Hybrid Vehicle・Plug-in Hybrid Electric Vehicle:プラグインハイブリッド車)
FCV・FCEV(Fuel Cell Vehicle・Fuel Cell Electric Vehicle燃料電池自動車)
新電波暗室の仕様




| 特徴: | 高電圧対応 |
|---|---|
| DCフィルタ性能: | 1500V/400A |
| 付帯仕様: | 冷却パイプ用貫通管(4箇所)/チラー2台同時稼働可能 |
| グランドプレーン: | 3,500mm×1,500mm |
| サイズ: | 1m法(L6,500×W5,000×H4,000) |
| 貫通孔サイズ: | φ100 |
暗室/設備仕様紹介:高電圧
- 高電圧DCフィルタ(最大1500V/400A)を備え、高電圧製品の試験が可能(計2室:AC5, AC7)
- 回生式DC電源:4台
- 東陽テクニカ:PSB11500-60、PSB10750-120(4並列:480Aまで対応可)
- 菊水:PXB20K-1000 2台 - AC給電対応可能な回生電源(Chroma:61815):1台
- HV LISN:3セット(含むシールドボックス)、AC LISN:1台
対応可能試験例:高電圧
- CISPR25:放射エミッション、伝導エミッション(電圧法・電流法)
- ISO11452-2:放射イミュニティ、アンテナ法(レーダーパルス含む)
- ISO11452-9:近接イミュニティ試験
当試験所の強みと特徴
- 新設暗室を含め計2室にて高電圧製品のEMC試験が可能
- カット&トライ目的の試験対応が可能(信頼性試験に加えて)
- 柔軟な試験対応(試験進捗による空き時間にて他試験を実施) ※空き機材状況による
- 2シフト(昼/夜勤)対応可能 ※依頼試験の場合に限る
- 経験豊富なエンジニアとの事前すり合わせによる試験条件、方法の決定
- 高電圧暗室以外の暗室にて他試験を同時に実施可能 ※DUT2台ご準備いただける場
- 長期間の試験対応可能
- アドバイザリー対応(有償:テストプラン作成、試験条件の検討/提案、EMC対策)
消費財検査部門 ニューモビリティーテクニカルセンター カスタマーサポートチーム
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