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Case Study:ビューローベリタスジャパン初 アセットマネジメントシステム(AMS)ISO55001:2014認証書を発行

ビューローベリタスは、浜松ウォーターシンフォニー株式会社が静岡県浜松市で運営する公共下水道事業に対して、ISO55001:2014(アセットマネジメントシステム)の認証書を発行しました。これにより同事業は、品質、環境、労働安全衛生に引き続き、組織のアセット(資産・資源)のマネジメントシステムも認証されました。

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浜松ウォーターシンフォニーについて

浜松ウォーターシンフォニー株式会社は、ヴェオリア・ジャパン株式会社を代表企業とする特別目的会社で、上下水道分野において国内で初めてコンセッション方式を導入した公共下水道事業を運営しています。ISO55001認証書は、ヴェオリア・ジャパン株式会社および浜松ウォーターシンフォニー株式会社に対して発行されました。ISO55001取得の経緯として、「下水道事業の目的を達成するためには、健全な下水道事業経営が必要となり、良好なサービスを継続的に提供するために、アセットマネジメント手法(ISO55001) を構築しました。」としています。

(引用:浜松ウォーターシンフォニー ウェブサイトより)

公共事業を手掛けるうえでISO55001の運用は欠かせないものであるとされています。

 

100%リモート審査

審査は2020年11月にStage1、2020年12月にStage2、海外からのフルリモート審査で実施されました。審査地は東京と浜松、審査員はアブダビおよびシンガポールと4拠点を繋ぎ、時差を考慮し日本時間11時~19時の審査となりました。海外含む4拠点接続での審査には多くの準備が必要でしたが、事前に双方の事務局および審査員がリモート審査の体制について入念に準備し連携することで、審査は無事滞りなく終了しました。

 

ビューローベリタスジャパンとして初

ビューローベリタスジャパンとして初めてのISO55001の審査、認証となりました。ビューローベリタスはISOワーキンググループのメンバーとしてISO55001の開発に携わり、その内容や要求事項に精通しています。また石油・ガス、インフラ、不動産、電力・水道、公的機関など幅広い業界にサービスを提供し続けてきた実績と専門知識をベースに審査することで、組織にとって有効な審査を提供することができました。

 

コンセッション方式のこれから

日本の公共下水道事業は、9割が仕様発注による民間委託で運営されていました(平成14年時)。しかし2011年6月に「公共施設等運営権」が創設されたことで、仕様発注による民間委託から性能発注による包括的民間委託、PFI事業へと変化しています。それにより民間事業者の裁量が拡大し、運営が自由になったことで、より組織のアセット(資産・資源)の効率化を求められています。

日本全体の公共事業の中でコンセッション方式を導入している事業は、令和2年4月時点で50事業にも満たない状況ですが、政府は今後、多くの地方公共団体にとって有効なコンセッション方式を推進していくことを提言しています。

 

アセットマネジメントシステムについて

ISO55001(アセットマネジメントシステム)は、2014年1月に発行されたISOの中でも比較的新しい規格です。組織が持つアセット(資源・資産)のパフォーマンス・コスト・リスクの最適なバランスを発見し、その資産の価値を最大限創出することを目的としたマネジメントシステムの国際規格です。

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参考資料:国土交通省ウェブサイト

 

ISO55001の世界的な普及により、海外インフラ案件への入札参加要件としてISO55001認証の取得が要求される可能性もあるため、国は民間企業が諸外国に先んじて認証取得することにより国際競争力を確保できると考え、国土交通省はISO55001ガイドライン検討委員会を設置し、認証の普及を進めています。

このような動きを受けて、本規格は今後、公共資産のオーナーや管理を委託されている組織にとってさらに重要なものとなっていくものと考えられます。

 

システム認証事業本部 小林 亜紀子

 


 

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