CSRD(企業サステナビリティ報告指令):The Corporate Sustainability Reporting Directive
CSRDは、企業に対して環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の情報開示を義務付け、それにより投資家をはじめとするステークホルダーが持続可能性の観点からの意思決定をおこなえるように支援します。
CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive:企業サステナビリティ報告指令)とは、EUにおけるサステナビリティ開示規制であり、EU域内において企業のサステナビリティ情報開示を強化するために施行されました。2023年1月5日に発効し2024年1月1日に開始する会計年度から段階的に適用が開始されています。
CSRDは企業に対して環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の情報開示を義務付けており、ステークホルダー(投資家、金融機関、一般の人々)が、サステナビリティの観点で比較できることを目的としています。
サービス紹介
CSRDとは
EUでは、共通の最低要件に沿った委任法令および加盟国の法律により、企業持続可能性報告指令(CSRD)が法律として制定されました。この指令では、すべての大企業(従業員250名以上、更新された基準では年間純収益4,500万ユーロ以上または貸借対照表上の資産2,500万ユーロ以上)および上場中小企業に、環境および社会への影響に関する定期的なレポートの発行を義務付けています。
この指令では、企業に欧州サステナビリティ報告基準(最終版のESRSはこのリンクから入手可能)に概説されている情報を開示するよう求めています。すべての業種に適用されるこれらの基準の最初のグループは、2023年6月末に欧州委員会の特定の委任行為を通じて採択されました。図に示すように12の基準があり、2つの横断的な基準(ESRS 1とESRS 2)と、環境(ESRS E1-E5)、社会(ESRS S1-S4)、ガバナンス(ESRS G1)の問題に沿った10の基準があります。

報告される情報とデータは、特定の分類法に従って電子的にタグ付けされ、比較が簡単になります。指令に従って発行されるサステナビリティレポートは、独立した第三者による保証がすべての加盟国で義務付けられます。
適用時期
適用時期は企業の規模や種類によって異なり、以下のように分かれています。
| 適用条件 | 会計年度 | 報告時期 | ||
| EU域内 | NFRD(非財務報告指令)適用対象企業・グループ | EU上場企業のうち500人以上の従業員を有する企業 | 2024年 1月1日以降開始 | 2025年 |
| NFRD(非財務報告指令)適用対象外の大企業・グループ | CSRDの基準を満たす大企業(従業員250人以上、売上5000万ユーロ以上、または総資産2500万ユーロ以上) | 2025年 1月1日以降開始 | 2026年 | |
| 上場・中小企業 | 上場中小企業(SME)、小規模信用機関、小規模保険会社 *中小企業は2028年まで適用を1回延期することが可能 | 2026年 1月1日以降開始 | 2027年 | |
| EU域外 | 非EU企業(EU域内売上1億5000万ユーロ以上) *EUに拠点を持つ子会社や支店を通じて報告を行う必要がある | 2028年 1月1日以降開始 | 2029年 |
このように、CSRDは段階的に適用され、最終的にはEU内で事業を行う多くの企業が対象となることになります。
ビューローベリタスは、グローバル・レポーティング・イニシアチブ(GRI)、アカウンタビリティ(AA1000)、国際サステナビリティ基準委員会(ISSB)のS1およびS2基準など、既存の自主的な枠組みに対してサステナビリティサポート保証を提供しています。

サービスの流れ

ビューローベリタスが選ばれる理由
| 技術的専門性(TECHNICAL EXPERTISE) BVグループは専門家のネットワークであるため、CSRDのすべてのESG項目に厳密に対応できます(例:海洋、生物多様性、炭素、資源利用、汚染、健康&安全、バリューチェーン、コミュニティ、ビジネス行動など)。 | |
| 検証能力(VERIFICATION CAPABILITIES) 文書のレビュー時に何を確認すべきかを熟知しています。さらに、あらゆる言語で文書をリモートで検証したり、世界中どこにでも監査人を現地に派遣したりすることができます。 | |
| コンプライアンス対応の経験(COMPLIANCE READINESS) 中立的で独立した業界のリーダーとして、当社の運用グッドプラクティスにより、クライアントが報告作業の設計段階からCSRD規制コンプライアンスを確実に組み込むようにします。 | |
| グローバルプレゼンス(GLOBAL PRESENCE) クライアントが必要とする場所に私たちがいます。データ収集、助言、評価、検証のために、世界の最も遠隔地にあるクライアントのバリューチェーンにまで到達することができます。 |
ポッドキャスト
ビューローベリタスのPodcastでレポート要件を
持続可能性ブループリントの強化でクライアントをサポートするため、ビューローベリタスのグローバル ネットワーク全体からの専門家の意見を取り入れ、それぞれ異なる ESRS に焦点を当てた6つのポッドキャスト シリーズを開始します。ホストと主題専門家が主要な問題について話し合い、経験を掘り下げ、各トピックに関するクライアントの意見を探り、CSRDの適用・運用をサポートします。
- Session 1「ESRS 1 General Requirements & ESRS 2 General Disclosures」
配信終了 - Session 2「ESRS E1 Climate Change.」
配信終了 - Session 3「ESRS E5 Resource Use & Circular Economy」
配信終了 - Session 4「ESRS S4 Consumers and End-users」
on 18th March, at 11AM CET
配信終了 - Session 5「Preparing for Verification」
on 8th May, at 11AM CET
配信終了 - Session 6「ESRS G1 Business Conduct and series wrap-up」
on 29th May, at 11am CET
詳細・お申し込み(英語)
アンケート
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CSRDの取り組みにおいてビューローベリタスのサービスをさらにお役立ていただくために、簡単なアンケートを作成しました。これはポッドキャストとともに、CSRDを理解し、ベストなサステナビリティ報告書の作成を支援するためのプログラムの一環です。
ご回答いただいた内容に基づいて、ビューローベリタスの専門家がお客様個別のニーズに合ったサービスについてご説明いたします。