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ビューローベリタスがグローバルに建築強靭性検証サービスを拡大するため、IFCと提携

2025-08-01

ビューローベリタスは、建築強靭性指標(BRI:Building Resilience Index)を拡大するため、初のグローバル検証者契約に署名しました。この契約に基づき、ビューローベリタスは、ラテンアメリカ、アフリカ、東アジア・太平洋地域の主要な新興市場においてBRIの検証パートナーとして機能します。

世界銀行グループのメンバーIFC(International Finance Corporation:国際金融公社)により開発されたBRIは、デベロッパー、投資家、政策立案者が、自然災害によって建物に生じるリスクを特定し、その強靭性を評価、改善、開示するためのウェブベースのフレームワークです。このビューローベリタスとのパートナーシップにより、BRIユーザーは、気候変動に対する建物を、質の高い第三者検証を受けることが可能になり、極端な気象現象やそこから派生する危険によって事業継続が脅かされやすい地域での、ツールの信頼性や適用可能範囲が拡大されます。

Mark Russel(Bureau Veritas Executive Vice President, Urbanization and Assurance)は次のように述べています。

「私たちは建築強靭性指標のグローバル検証者となることを嬉しく思います。気候現象が激しくなるなか、気候変動適応を資産戦略に統合することが不可欠になっています。国際金融公社との世界的な契約の締結は、重要な一歩です」

さらに「ビューローベリタスは、自然や気候リスクを軽減する独立した第三者として長い歴史を持っています。ビューローベリタスの専門家ネットワークは、世界中のステークホルダーが建築強靭性指標に依って脆弱性と適応戦略の有効性を評価できるよう、信頼性の層をより厚くします」と続けています。

近年、洪水、ハリケーン(暴風雨)、熱波、火災、地震、地滑りなどの物理的リスクは、サプライチェーンの混乱、労働者と雇用の移動、生産性の低下、保険および資金調達条件への重大な影響など、事業運営に大きな脅威をもたらしています。今回のパートナーシップは、リスク軽減、資産保護、長期的な経済安定を支援する信頼できるツールに対する、企業と政府からの高まる需要に応えるものです。

Diep Nguyen-Van-Houtt( IFC Senior Manager of Climate Business)は「企業が自然災害による資産およびインフラへのリスク増大に直面するなか、強靭性を評価し検証する能力は、事業および投資戦略の重要な要素となりつつあります。ビューローベリタスとのこのパートナーシップは、特にリスクの高い地域のクライアントが、自社の不動産の強靭性について、高い信頼性と独立性のある検証による洞察から恩恵を受けられるようにすることで、建築強靭性指標を強化し、彼らの気候適応手段に追加しうる新たなツールです」と述べています。

このパートナーシップにより、ステークホルダーは以下のことができるようになります:

  • 早期にリスクを特定し、強靭性を考慮した設計により、事業継続を保護
  • 脆弱なコミュニティでの混乱を最小限に抑え、雇用と生活を保護
  • より良いリスク評価と保険の整合性を通じて、資本へのアクセスを強化
  • 独立した性能検証を通じて、公共の信頼と説明責任を向上

BRIは、オーストラリア政府により資金確保され、オランダ政府とロックフェラー財団からのシード資金により開発およびパイロット運用されました。ARISE:Private Sector Alliance for Disaster Resilient Societies(災害に強い社会のための民間セクター連合)、Build Change(NPO)、FM Global(保険会社)、GFDRR :Global Facility for Disaster Reduction and Recovery(災害リスク削減・復興グローバル基金)、Miyamoto International(エンジニアリング)、Resilience Action Fund(社会的インパクトファンド)などの主要な組織と協力して開発されました。

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原文記事はこちら:Bureau Veritas partners with IFC’s Building Resilience Index to Expand Resilience Verification Services Globally(英語)