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【共催ウェビナー】拡大するトランジションファイナンスの潮流~日本市場における信頼性確保~(4月20日)
6月5-14日にかけて、MSC 101(第101回 海洋安全委員会)が開催されました。採択・承認された主な内容は次のとおりです。
【採択された主な内容】
強制要件
- (MSC.464(101)) SOLAS IV章 :安全証書(フォームP, E)と安全設備証書(フォームE)の様式変更
- (MSC.458(101)) IGF コード :Part A 及びA-1の部分改正および 9.5規則の二重配管要件の部分改正
- (MSC.459(101)) LSA コード :オールなどの艤装品を省略できる救命艇について/小型救命艇の手動での吊り上げ、振り出しの容認
- (MSC.461(101)) ESP コード :板厚計測について及び腐食の評価についての項目を追加
(MSC.460(101)) IBC コード/MSC.463(101)) BCH コード関連
- 第15章、第16章、第17章、第18章、第19章、第21章の全面改正
- アルカンやバイオ燃料混合油をIBCコードから除外
その他採択された内容
- (MSC.465(101)) SOx規制関連暫定施策 :非適合燃料油や事故につながる恐れのある燃料油を供給された場合、旗国政府よりIMOに報告することを推奨
- (MSC.467(101)) 船舶のデータ通信・収集・分析(E-navigation)に関する新規ガイダンス
- その他
【承認された主な内容】
IGF コード/IGC コード関連
- IGFコードの改正
ー 燃料タンク設備における圧力逃し装置設置要求範囲から”タンクコファダム”を削除
ー 燃料調整室の固定式消火装置を新規要求事項として追加
ー アルミニウム合金と同等の金属にも、アルミニウム合金の引張試験要件を適用 - IGFコード統一解釈
ー LNG燃料漏洩から鋼材を保護するドリップトレー設置要件
ー 二元燃料機関やガス燃料機関のガス吸気弁について機能要件適用
ー タイプCタンクのホールドスペースの危険区域定義
ー 換気能力喪失時の警報装置要件 - IGC コードの改正
ー アルミニウム合金と同等の金属にも、アルミニウム合金の引張試験要件を適用 - IGCコード統一解釈
ー カーゴタンクヒーティング装置への給電要件
ー 緊急時遮断弁への火災試験要件
ー 船首部に設置された救命いかだの保護要件
ー 貨物区域”タンクグループ”の定義明確化
ー 改正IGCコード以降に追加されたChapter 19貨物につき、証書に貨物の記載あれば旧IGCコード適用船でも積載可の旨を確認
係船作業の安全対策
- 係船ロープや設備のメンテナンス義務化に関する SOLAS II-1/3-8の改正
- 安全な係船設備の設計に関する新設ガイドライン
- 係船索を含む係船設備の点検やメンテナンスに関する新設ガイドライン
- 係船索の最小破断荷重の決定や曳航・係船の金物に表示する安全使用荷重について現行ガイダンス(MSC.1/Circ.1175)を改正
その他承認された内容
- SOLAS II-1 区画と損傷時復元性要件に関するSOLASの改正 (Part B-2 及びB-4)
- バイオ燃料混合油の搭載に関する新設ガイドライン
- 極海を航行する船舶を対象とした航海・通信機器に関する新規ガイダンス
- 航海データレコーダーの年単位の稼動テストに関する新規ガイダンス
- 自動運航船(MASS)トライアル船の運航に関する暫定ガイドライン
- 救命艇の換気に関し、CO2濃度ベースでの要件についての表記を削除
- 極海を航行する船舶向けの救命艇の換気には暖房の影響も考慮する
- SCR、EGR, EGCSなどのシステムにおける尿素タンクや水酸化ナトリウムタンクの防熱性カテゴリーについて
- 船上火災現場で消防員が使用する通信用トランシーバーの " explosion-proof type " や " intrinsically safe "の定義について
- 5年ごとの救命艇・救助艇とその進水装置、開放ギアなどの試験には検査員が立ち会う
- ライトや投げ索のある救命浮環は SOLAS III/22.1.1 及び III/32.1.1 で示す最少設置数にカウントしない
- その他