9月16日から20日にかけて、MSCの小委員会であるCCC 10 (第10回貨物運送小委員会)が開催されました。主な審議内容は以下のとおりです。
またその他の主な審議内容は以下よりダウンロ-ドできます。
Carriage of Cargoes and Containers Sub-Committee 10th session (CCC 10) Summary Report(英語)
<MSC109で承認予定の内容>
- 代替燃料関連
-アンモニアを燃料として使用する船舶の安全に関する暫定ガイドライン IGCコ-ド統合版の発行
-2016年版IGCコ-ドにこれまでの統一解釈を反映した統合版を発行する(2028年1月1日発効予定)
-新造船に適用するほか、運用上の項目については就航船にも適用。(2016年以前の就航船については旗国の判断)
-以下の改正点を含む。・第15章の改正:各貨物タンクおよび積載する貨物ごとの、積載温度および基準温度における最大載荷制限値を明記した文書を船上に保管すること。
・第16章の改正:第19章に記載された貨物を燃料として使用する場合は、液化ガスばら積み輸送に関する適合証書に記載し、燃料として識別されること。また、エタンを含むLPGを燃料として使用する場合の要件を追加。
・その他の改正箇所については、本議事録Appendix Table 1を参照
- IMSBCコ-ド関連
-08-25改正案(新規のIMSBCコ-ド登録貨物について本議事録Appendix Table 2参照)(2027年1月1日発効予定)
-貨物倉のくん蒸のための船舶における殺虫剤の安全使用に関する既存の勧告(MSC.1/Circ.1264)に代わり、新しいCircularを発行予定 - 船舶の閉鎖空間に入るための勧告の大幅な改定(既存のA.1050(27)決議は廃止予定)
-閉鎖空間と危険な状態の定義、乗組員の訓練、救助訓練、リスクの特定と評価などについて改正
<その他の検討事項>
- 代替燃料関連
-水素を燃料として使用する船舶の安全に関する暫定ガイドラインの策定作業
-各種代替燃料に関する規則の策定および改正など今後の作業計画
-無水アンモニア貨物の燃料としての使用に関する検討 - IMSBCコ-ド関連
-ばら積み貨物の識別番号の導入を検討 IMDGコ-ド関連
-車両の輸送規定に関する勧告の策定作業(車両積載の条件、荷主に要求されるリスクアセスメントなども検討)
-強制要件と非強制要件を明確にするため、危険物リストのColumn 17(補足)の見直し
-次回発効の42-24改正案へ含めるべき修正案の検討・4.1.1.20項:梱包貨物(コンテナ、トラック、その他の貨物輸送ユニット)の対象を明確化
・5.4.3.1項および5.4.3.2項:コンテナ積み付け計画(Stowage plan)のみを使用した場合でも情報の見落としがないように、記載内容を明確化
・表7.1.4.5.18:放射性物質と乗員・乗客との隔離距離要件の明確化
- 貨物固縛マニュアルの準備のための指針(MSC.1/Circ.1353/Rev.2)の改正
-コンテナ積み付け固縛計画の補足として固縛ソフトウェアを認めるための、ソフトウェアの性能基準の統一化 - その他