News
【共催ウェビナー】拡大するトランジションファイナンスの潮流~日本市場における信頼性確保~(4月20日)
2月27日から3日3日にかけて、MSCの小委員会であるSSE 9が開催されました。主な内容は以下のとおりです。
<MSC107で採択予定の内容>
- 【LSAコードおよび試験についての推奨事項の改正案】
ー全閉鎖型救命艇の換気要件(2026年1月1日適用開始):
艇内のCO2濃度を5,000ppm以下に保つために、一人あたり5m3/hourの換気できる手段を備える。
救助艇は今回の改正に伴う換気性能評価の対象外とする。
部分閉囲型救命艇や救命いかだについてはSSE10で検討。
ー大型貨物船の救命艇および救助艇の降下速度(2026年1月1日適用開始):
船舶の大型化に伴い、想定を超える降下速度がLSA要件により求められるため、大型貨物船については、最小降下速度を毎秒1.0m、最大降下速度は従来の毎秒1.3mとする。
貨客船への適用については引き続き検討する。 - 【潜水装置の安全性に関する規則(2023年潜水コード)と高圧脱出装置に関するガイドラインの新設(2024年1月1日適用開始)】
500GT以上の潜水システムを有する船舶に適用。
既存の潜水装置は対象としないが、安全面において改造した場合は適用の対象とする。 - 【統一解釈(2023年6月1日適用開始)】
SOLAS条約第II-1/26.2項:単一の不可欠な推進機関用部品の信頼性に関する要件の明確化。
危険区域に関するSOLAS条約第II-1/45.11項の統一解釈(MSC.1/Circ.1557)の改正。
調理室のレンジからの排気ダクトの防火に関するSOLAS条約第II-2/9.7.2項および9.7.5.1項の統一解釈(MSC.1/Circ.1276)の改正。
LSAコード、1994および2000HSCコード:LEDトーチの使用に関する要件の明確化。
<MSC108で採択予定の内容>
- 【LSAコードおよび試験についての推奨事項の改正案】
ーイマーションスーツの保温性能試験(適用時期未定):
試験の際は15分間の時間枠を設け、人体の体温の降下が所定値より大きい場合は試験を中止する。
ー大人用ライフジャケットの水中性能試験(2026年1月1日以降適用開始):
試験の際、水中でうつぶせになった人は一定時間内に口や鼻が水面以上になるよう引き起こすこと。
ーオンロードリリース機能を持つシングルフォール&フックシステム式の救命艇や救助艇(2026年1月1日適用開始):
ツインフォール&フックシステム式と同様の安全要件を適用。
オフロードリリースフックに対しては要件から除外できる。 - 【SOLAS規則第II-2/7.5.5項の改正案(2026年1月1日適用開始)】
貨物船における火災探知警報装置による保護区域の明確化。 - 【Ro-Ro旅客船の火災対策としてSOLAS規則II-2章に追加および改正(新造船は2026年1月1日、既存船は2028年1月1日適用開始)】
新造船の車両積載区域の開口および配置の制限。
既存船の暴露甲板に放水モニターを設置する。
車両積載区域、特殊分類区域、Ro-Ro区域にはビデオモニタリングシステムおよび固定式火災探知警報装置を設置する。
車両積載を目的とした暴露甲板にはモニターに基づく固定式水系消火システムを設置する。
従来の熱探知機の代わりに光ファイバー式の熱探知機の使用を認める。
<その他の討議内容>
- 【防火関連】
ー泡消火剤におけるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)の禁止に伴い、禁止の対象をさらにフッ素系物質まで広めるかどうか:
ー貨物船の貨物倉およびコンテナ船の貨物デッキにおける火災の検知および制御についての検証 - 【陸上電力供給(OPS)の安全な運用についての暫定ガイドライン草案】