2022年4月1日より、全船を対象に、船上に搭載される燃料油のサンプリングポイントの指定に関するIMO要件が適用開始となります。概要は以下のとおりです。
<対象となる燃料油サンプル>
- in-use sample:船舶で実際に燃料として使用されている燃料油。燃料油サービスタンクの下流部分で可能な限り機器の近くで採取されるもの。
<in-use sampleに関して求められる対応>
- 2022年4月1日より前に起工された船舶:
2023年4月1日以降の最初のIAPP更新検査までにサンプリングポイントが明示された図面の承認を受け、設置する必要があります。 - 2022年4月1日以降に起工される船舶:
引き渡しまでにサンプリングポイントが明示された図面の承認を受け、設置する必要があります。