風車支持構造物製造評価のご紹介
1.概要
本Business Vision 2020年2月10日号では、ビューローベリタスが新たに開始した風力発電事業におけるウィンドファーム認証(陸上)をより詳しくご案内しました。
今回は、風力発電で使用するタワーが電気事業法に適合していない場合に必要となる、風車支持構造物製造評価についてご案内します。
2.前提条件および評価基準
(1) 前提条件
評価対象である風車支持構造物の建設予定地の現地サイト条件に基づく設計が適切に行われており、その設計内容がビューローベリタスによるウィンドファーム認証を取得しているか、もしくは第三者機関による設計評価が完了していることが必要です。
(2) 評価基準
支持構造物がJIS C1400-22(IEC 61400-22)に基づき、承認済みの設計および目標とする品質に基づいて製造されていることを評価します。
3. 実施手順
支持構造物または支持構造物の主要部品の製造業者が品質マネジメントシステムを運用していることが、支持構造物製造評価の実施条件となります。製造評価とは、製造に当たって適用する品質管理システムに注目し、その品質管理システムが適切かどうかを評価します。
(1) 製造評価の実施手順
① 品質システム評価
② 製造検査
(2) 品質システム評価の要求事項
製造工場がISO9001を取得していることを確認します。
取得していない場合は、製造工場に対して下記項目を確認します。
- 責任範囲
- 文書管理
- 業務委託
- 購買プロセス
- プロセス管理
- 検査・試験
- 測定装置の制御
- 不適合品の取り扱い
- 是正措置
- 変更管理
- 品質記録
- 人材の資質・能力・訓練
- 製品の識別とトレーサビリティ
上記を満たしている場合、下記(3)に進みます。
満たしていない場合は、この時点で評価終了となります。
(3) 製造検査の要求事項
(3.1) 検査前ミーティング(PIM) 品質システム合格後、申請者がPIMアジェンダを提出し、申請者・製造工場・ビューローベリタスの三者で検査前打ち合わせ(PIM)を実施、 製造工場作成のインスペクションテストプラン(ITP)の内容を確認し、合意します。
(3.2) 製造検査
検査業務の詳細な範囲は、下記を含むITPにて定められます。
- 材料検査
- 施工技量
- 外観検査
- 非破壊検査
- 品質管理記録
(4) 評価報告書の発行
品質システム評価が終了し、評価結果に問題がないことが確認された場合、ビューローベリタスは「風車支持構造物 製造評価報告書」を発行します。

4. まとめ
ビューローベリタスは、支持構造物の主要工場がある中国・韓国・ベトナムなどにて、IEC61400に準拠した製造評価を経験した検査員が多数在籍しております。お客様との窓口は、ビューローベリタス横浜事務所のスタッフが対応いたします。皆様からのご用命をお待ちしております。
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