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コラム「非構造部材のリスクと学校施設に求められる安全対策」

2026-04-03

日本は地震大国でありながら、学校施設における非構造部材の耐震対策は、十分に進んでいるとは言えません。構造体の耐震化が全国的に完了に近づく一方で、天井材、内・外装材、照明器具、家具類、コンクリートブロック塀などの非構造部材は、多くの学校で未対策のまま残されています。

令和6(2026)年1月に発生した能登半島地震でも過去の地震被害と同様に、建物の構造体の損傷はほとんどしていないにもかかわらず、吊り天井等の非構造部材の落下により避難所として使えなくなったケースが多数報告されています。すなわち、「建物が倒れない」だけでは、安全は確保されません。

本記事では、学校施設における非構造部材の地震対策の現状と課題、そして今後求められる取り組みを解説します。

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ビューローベリタスジャパン株式会社 インサービス検査事業本部