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Technology Products Newsletter 2026年9月号を掲載~電気・電子、自動車、無線/スマートワールド業界の最新情報をお届け

2026-10-13

Technology Products Newsletter 2025年9月号(英文)をビューローベリタスGlobal Websiteに掲載しました。今号では、当社の試験能力の拡充、今後のイベント、および規制に関する最新情報をご紹介します。

ビューローベリタス、ARBOR TechnologyのIEC 62443-4-1認証取得を支援

安全な製品開発とグローバルなサイバーセキュリティ対応力の強化

産業用コンピュータやエッジコンピューティング機器の高度化とネットワーク接続の拡大に伴い、製品サイバーセキュリティは個別機能やシステム単位ではなく、製品ライフサイクル全体を通じて確保すべき重要な要素となっています。製品の企画・設計・開発から、試験、更新、保守に至たるまで、セキュリティを組み込むことが求められています。

グローバル市場で事業を展開する製造業にとって、研究開発の初期段階からサイバーセキュリティを組み込み、国際的に認知された基準に基づいて安全な開発体制を実証することは、顧客の信頼獲得と市場アクセス拡大に向けた重要な取り組みです。

ビューローベリタスはこのたび、ARBOR Technologyに対するIEC 62443-4-1 セキュア製品開発ライフサイクル(SDL)の評価を完了しました。ARBOR TechnologyはIEC 62443-4-1の成熟度レベル2(ML2)認証を取得し、安全な製品開発プロセスとサイバーセキュリティへの取り組みが認められました。本認証は、同社がグローバルなサイバーセキュリティ要求事項や市場ニーズへ対応できる体制を有していることを示すものです。

IEC 62443-4-1によるセキュアな製品開発管理

IEC 62443は、産業用オートメーションおよび制御システム(IACS)向けの国際的なサイバーセキュリティ規格群です。そのなかでIEC 62443-4-1は、IACS環境で使用される製品のセキュア開発ライフサイクルに焦点を当てています。
本規格では、セキュリティ要求事項の定義、安全な設計および実装、セキュリティ検証と妥当性確認、不具合管理、製品更新、継続的な保守など、製品開発全体にわたる要件を規定しています。

IEC 62443-4-1を導入することで、製品ライフサイクル全体へのサイバーセキュリティ要件の組み込みを実現できます。
設計・開発の初期段階からセキュリティを考慮し、一貫した開発および管理プロセスを確立することで、製品のセキュリティ性と信頼性向上を支援します。

ARBOR Technologyは、本認証取得を通じて研究開発プロセスにセキュリティ要件を組み込みました。要求分析、設計、開発、検証、試験、保守に至たるまでのセキュリティ管理体制を強化するとともに、製品サイバーセキュリティガバナンスのためのより体系的なフレームワークを構築しています。

ARBOR Technology:サイバーセキュリティは顧客に対する責任

ARBOR Technologyは、自社の産業用コンピューティングソリューションが、重要な産業インフラを支えるシステムで広く活用されていると述べています。
そのため、開発段階から強固なサイバーセキュリティ管理体制を構築することで、市場投入後のサイバー攻撃リスクを低減し、顧客が本来の事業活動に専念できる環境を提供しています。

ARBOR Technology ゼネラルマネージャーのClark Lien氏は次のようにコメントしています。
「サイバーセキュリティは、製品完成後に追加する付加的な対策ではありません。開発初日から取り組むべき責任です。IEC 62443-4-1認証の取得により、当社の開発プロセスがグローバル標準に基づいて検証されたことが証明されました。お客様はARBOR製品を採用することで、サイバーセキュリティ対策を安心して当社に任せることができ、自社の重要な事業に集中していただけます。」

Deloitte:包括的なセキュア開発フレームワークによるサイバー防御力強化

Deloitte Taiwan テクノロジー&トランスフォーメーションサービス部門のパートナーであるHoward Jyan氏は、近年のサイバーセキュリティ規制強化に伴い、包括的なリスク評価とセキュア開発フレームワークの構築が、グローバルサプライチェーンへ参入する産業制御システム企業にとって不可欠な要件になっていると指摘しています。

今回のプロジェクトでは、要求分析、脅威モデリング、セキュア設計、試験および検証などのサイバーセキュリティ要件を、ARBOR Technologyの既存の研究開発プロセスへ統合しました。また、SBOM(Software Bill of Materials)の管理、脆弱性追跡、定期的な評価を行うための仕組みも整備されています。

さらに、EUサイバーレジリエンス法(CRA)に基づく製造業者の義務適用が2026年9月より予定されているなか、企業はIEC 62443-4-1の既存プロセスを活用することで、製品ライフサイクル全体におけるサイバーリスク管理を強化できます。これにより、サイバー脅威への予防・対応能力向上、欧州規制要件との整合、そして今後変化するコンプライアンス要求への対応力向上が期待されます。

ビューローベリタス:グローバル市場アクセスを支援

ビューローベリタス コンシューマープロダクツサービス 台湾サイバーセキュリティ営業責任者であるDavid Hsuehは、次のように述べています。
「IEC 62443-4-1の価値は、単に企業のセキュア開発プロセスがグローバル基準に適合していることを証明するだけではありません。より重要なのは、製品サイバーセキュリティ要件を研究開発および製品ライフサイクル管理のプロセス全体へ組み込むことを支援する点にあります。サイバーセキュリティ要求が進化し続けるなか、持続的かつ継続的に運用できるセキュア開発フレームワークの確立は、製品信頼性の向上、国際的なサイバーセキュリティ規制への対応、そしてグローバル市場における競争力強化の基盤となります。」

今回の認証取得は、ARBOR Technologyのセキュア製品開発における重要なマイルストーンであり、製品ライフサイクル全体にサイバーセキュリティを組み込む同社の継続的な取り組みを示すものです。

ビューローベリタスは、グローバルな試験・検査・認証サービスの専門性を活かし、企業のサイバーセキュリティ対応、製品の安全性およびコンプライアンス強化、そしてコネクテッド社会における信頼構築を支援しています。

Technology Products Newsletter 2026年9月号

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