2023年5月、国立台湾科技大学AIデジタルトランスフォーメンション研究所(AIDTRC)が産業用自動制御システム(IACS)に対し、IEC62443-2-4の認証をビューローベリタスのサポートで取得しました。
IEC62443は最も重要な産業オートメーション向け規格として幅広く導入され、ITとOTの融合が進むに従い、その重要性はますます高まっています。一方、次世代の産業IoT(IIoT)システムの開発には、ネットワークセキュリティ、エンドポイントの保護、そして同システムの10年から20年といわれる耐用年数を想定した信頼性確保の一体化が求められています。
AIDTRCでは、学生がIEC 62443-2-4とセキュリティのコンセプト・技術について実践的な知識を習得することを目指し、カリキュラムにサイバーセキュリティに関する認証の実務を組み込みました。
同研究所の所長で国立台湾科技大学コンピューターサイエンス・情報工学部Yenlin Chen教授は、セキュリティが確保されたOTネットワークのシステムを構築するため、IEC 62443-2-4の原則に基づいてセキュリティのアセスメントやリスク分析を行い、業界のベストプラクティスを実践していくうえでの産学連携の重要性を強調しています。
今回のAIDTRCでのIoTクラウドコンピューティングプラットフォームとデジタルインフォメーションサービスのプロジェクトをきっかけに、インターンシップや共同研究など産学連携のさらなる促進が見込まれるほか、同大学で産業制御を専攻する学生は企業で即戦力となるスキルを在学時に習得することができます。
ビューローベリタス消費財検査部門台湾オフィス、テクノロジー製品事業部統括責任者Pascal Le Rayは、台湾科技大学との本プロジェクトを通じ、ビューローベリタスがCSR(企業の社会的責任)活動の一環として産学連携に取り組む機会を与えられたことに対し、同大学に感謝の意を伝えました。IT産業が急速に発展するなか、技術革新、リソースの統合、そして人材が持続可能な事業運営の要であることに変わりはなく、ビューローベリタスは今後もこうした産学連携のプロジェクトに積極的に取り組んでいく方針です。