カーボンオフセットとGHG除去
二酸化炭素排出量を削減するためには、その施策をとってもなお解決できない分について、カーボンクレジットを購入または投資することで、オフセットするという方法があります。
ビューローベリタスは、このようなカーボンオフセットおよび除去イニシアチブの妥当性確認と検証を実施します。
組織や企業は、オフセットクレジットを購入することにより、残留排出量をオフセットするか、また、大気から直接排出物を除去するプロセスであるカーボン除去を選択することができます。これにより、カーボンニュートラルであるということを示すこととなり、組織が残留排出量をネットゼロ目標の達成に近づけるのに役立ちます。
ビューローベリタスは、複数の基準やメカニズムを使用して、カーボンオフセットプロジェクトの妥当性を確認します。また、これらのプロジェクトのライフサイクル全体を通じて、排出削減が達成されたことを検証することも可能です。
ビューローベリタスは、CDM/JI(CDM:Clean Development Mechanism/JI:Joint Implementation)プロジェクトの妥当性確認および検証で実績のある上位5DOE(Designated Operational Entity:指定運営組織)の一つで、1,000以上のプロジェクトについて妥当性を確認し、340以上のプロジェクトの検証を行なっています。
組織にとってのメリット
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評価・報告する:カーボン除去とオフセットプロジェクトの効果
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証明・表明する:カーボンクレジットの信頼性、プロジェクトの透明性
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除去・回避する:カーボンニュートラルとネットゼロの目標達成をサポート
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きっかけをつくる:カーボンオフセットによる国際協力
温室効果ガスのモニタリングと報告
ISO 14064-2では、温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)排出削減や除去について、プロジェクトごとに、定量化、モニタリング、報告をするための手引きが示されています。
ビューローベリタスは、ISO14064-2に対する妥当性確認と検証により、組織や企業が、排出削減プロジェクトを策定しそのパフォーマンスを報告する際に、ステイクホルダーに対して透明性を示すためのお手伝いをします。
カーボンクレジットが信頼できるものであることを証明
VCS(Verified Carbon Standard:検証済み炭素基準)は、排出削減プロジェクトの信頼性確保のために策定されたもので、これにより排出量が実際に削減されていることが検証可能になります。VCSに認証されたプロジェクトには、排出量をオフセットしようとしている組織に販売できる、取引可能なGHGクレジットが発行されます。
ビューローベリタスの認証で、クレジットが信頼でき、クリーンであることを示すことができます。
取引検証済みカーボンクレジット
GOLD STANDARDは、プロジェクトのカーボンクレジットが本物で検証済であることを証明します。GOLD STANDARDのプロジェクトクレジットは、京都議定書にコミットしている国や、その他組織が購入・取引することができます。
ビューローベリタスは、認証を行い、ゴーサインを出すことによって、組織がプロジェクトのコンプライアンスを証明するのを支援します。
認証排出削減量クレジットを獲得する
国連クリーン開発メカニズム(CDM: The Clean Development Mechanism)により、開発途上国の炭素排出削減プロジェクトが、認証された排出削減クレジットを獲得することができます。これにより、クレジットが先進国と取引され、排出削減目標達成が可能となります。
ビューローベリタスが、プロジェクトの妥当性を確認し検証することにより、プロジェクトの開発者と所有者は、大幅な排出削減を達成していることを証明することができるようになります。
カーボンオフセットとGHG除去~お問い合わせ
ビューローベリタスジャパン株式会社
システム認証事業本部
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