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Clarityのご紹介 -企業が実施するサステナビリティ指標の進捗管理

Clarityのご紹介 -企業が実施するサステナビリティ指標の進捗管理

ビューローベリタスが開発した企業の持続可能性戦略の達成状況をモニタリングするソリューション「Clarity」について、目標達成のための進捗管理や企業評価における導入メリットを中心に概要を解説します。

目次

Clarity(クラリティ)とは

ビューローベリタスは、企業のESGパフォーマンスを管理し、持続可能性戦略の達成状況をモニタリングするソリューション「Clarity」を開発しました。Clarityは、企業とそのサプライチェーンのサステナビリティに対する取り組みをサポートします。企業は、社会、安全衛生、気候変動、環境、ビジネス倫理、責任ある調達等の項目を含む持続可能性に関する目標を達成することについて、継続的なプレッシャーを受けています。企業にとって、物理的な目標と持続可能性に関する目標についてKPIを設定し、グループ企業や取引先からデータを収集し、設定したKPIに対する進捗状況を包括的に確認することは企業にとって、容易ではありません。Clarityでは、その対応として6つの分野で約300組の設問を用意しました。これらの設問は、現場での経験、顧客からのフィードバック、新しい要求事項、市場の需要に基づき、ビューローベリタスの専門家が新しい規格や規制に対応し、必要に応じて定期的に更新します。

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Clarity(クラリティ)とは


引用:ビューローベリタス社内資料より

 

Clarityがもたらすソリューション

Clarityは、4つの柱に基づくソリューションを提供します。

  1. ON-THE-GROUND評価:評価は現地監査、またはオンラインの自己評価質問票のレビューによって行われます。いずれの場合も、得られた情報はビューローベリタスが独自に検証します。この費用対効果の高い検証方法を組み合わせることで、複雑なバリューチェーンに対しても、グローバルかつコスト効果の高い評価を実施することができます。企業のアセット(資産)、自社のサイト(拠点)やサプライヤーなどが対象です。
  2. 集計されたスコア:監査の結果はサイト評価レポートに表示され、規制要件、標準的な慣行、業界の最高水準の取り組みと比較しスコアとして集計されます。
  3. ダッシュボード:全ての評価結果と監査レポートを一元化、結果を視覚化し、バリューチェーンの不適合を項目、地域、重要度ごとにワンクリックで分類します。スコアの内訳を詳細なレベルで視覚化することで、自社のパフォーマンスの把握を容易にし、継続的に状況をモニタリングすることができます。
  4. アクション優先順位付け:ダッシュボードを使うことで、可視化された評価結果とスコアをもとに、目標の優先順位付けができ、KPIおよび目標を達成するための是正措置に取り組むことができます。
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Clarity(クラリティ)で何ができるか?

引用:ビューローベリタス Clarityウェビナー資料より

 

Clarityを導入するメリット

今日の企業はグローバルに事業を展開しており、企業のパフォーマンスを評価する方法には多種多様なものがあります。データの収集は複雑で、自社の取り組みに優先順位を付け必要な予算を確保するには、データを分析し、その進捗状況をモニタリングする必要があります。さらに、収集されたデータの品質は、利害関係者の視点から自社の取り組みの透明性を高めるための鍵となります。Clarityは、幅広い専門知識を持つビューローベリタスの監査員とともに、企業がこれらの問題に対処するためのサポートを提供します。

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ESGコミットメントを管理する

引用:ビューローベリタス Clarityウェビナー資料より

 

Clarityが対象とする課題

Clarityは認証、検証もしくはベンチマークではなく、企業のESGパフォーマンスを管理し、自社またはサプライチェーンにおける企業の持続可能性戦略の達成状況をモニタリングするためのソリューションです。標準ツールに加え、社内の生産現場や設備をカバーする、カスタマイズされたソリューションを提供します。

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Clarity(クラリティ)とは、Clarityが対象としないもの

引用:ビューローベリタス Clarityウェビナー資料より

 

Clarityは、娯楽施設、飲料・食品、アパレル、ホテルなど、すでに多くの企業に導入されています。なかには、環境と生物多様性、取引先のスコープ3、つまり事業運営であるバリューチェーンからのCO2排出量、さらに社会や安全衛生に焦点を当てている企業もあります。

Clarityにより、企業はESGパフォーマンスの進捗状況をモニタリングし、利害関係者へ必要な情報を提供し、さらに収集されたデータが正確であることを保証し、ESGロードマップを効果的に設計することができます。これにより企業は、購買部門、サプライチェーンマネージャー、持続可能性マネージャーおよびCEOまで、包括的なニーズに対応するとともに、利害関係者からの信頼を獲得することができます。

Clarityには、サプライチェーンを初めて評価する際にも取り組みやすい、60の設問で構成される入門版のClarity Oneも用意されています。

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Clarity one the essential ESG topics

引用:ビューローベリタス社内資料より 

システム認証事業本部 岡崎 久喜


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