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米品種識別検査の対象品種が増えました

2021-02-10

米の品種としてまず誰もが最初に挙げるのは、1979年以降作付面積1位を維持している「コシヒカリ」であることと思いますが、近年は新品種が続々登場しています。県レベルでのPRも盛んで、雑誌等で特集される機会が増えてきました。
ビューローベリタスエフイーエーシー株式会社で提供している米品種識別DNA検査も、品種を増やし合計264品種が識別可能となりました。今回追加した品種をご紹介します。

表:新しく識別可能品種に追加される米品種

品種名 特徴
だて正夢(だてまさゆめ) 宮城県で「ひとめぼれ」を超える美味しさと、とびっきりのもちもち食感を追究して開発された品種。仙台藩祖・伊達政宗公を彷彿とさせる “宮城らしさ”と、このお米でみやぎ米のブランド価値を高め、“食卓の天下を取る”という願いが込められ命名。
みやぎ米「だて正夢」公式ウェブサイトより抜粋)
てんたかく81 ※ 「てんたかく」を一部改良した新品種。既存種と比べて出穂期・成熟期は2~3日早い、粒の充実が良く、くず米発生が少ない、高温への強さと外観品質・食味の良さは同等。令和2年産以降、既存の「てんたかく」から切り替え、富山県下全域を対象に普及。「てんたかく81」は、「てんたかく」と品質・食味等が同等であることから、平成31年3月に富山県産「てんたかく」品種群として産地品種銘柄に設定され、収穫物は、検査・流通において「てんたかく」として扱われる。
(富山米チラシ 富山県米作改良対策本部/JA富山中央会/JA全農とやま/富山県米麦改良協会より抜粋)
雪若丸(ゆきわかまる) 山形県で「つや姫」に続くブランド米を目指し育成された品種。炊飯米の白さ・外観・光沢・味が優れ、しっかりとした粒感と適度な粘りが両立した“新食感”で、県内外の銘柄品種と比較しても特徴的な食感を持つ。しっかりした粒感や稲姿(いなすがた)などが男性的であること、際立つ白さとつやのある外観が雪のように美しいこと、更に白さとつやの特長が「つや姫」に似ていることで「つや姫」の弟をイメージさせるのにふさわしいとして、この名称に決定。
山形県「つや姫」「雪若丸」ブランド化戦略推進本部ウェブサイトより抜粋)
なつほのか 「なつほのか」は鹿児島県で育成され、平成28年に品種登録された新品種。「ヒノヒカリ」と比べて出穂期で7日、成熟期で11日程度早い早生品種である。玄米の外観品質は優れ、高温でも白系未熟粒の発生が低く、高温耐性に優れる。食味は「ヒノヒカリ」並みの良食味であ
る。「なつほのか」の導入により、早生品種作付地域での収量・品質の向上、水田の利用率向上が期待される。
長崎県農林技術開発センターウェブサイトより抜粋)
粒すけ(つぶすけ) 千葉県で13年かけて開発された品種。大粒で、炊飯米は白く光沢に優れ、程良い粘りと弾力があり、コシヒカリと同等以上の良食味。コシヒカリと同じ栽培・収穫時期で収量が多い。大粒という品種の特徴がイメージでき、「自分の子どものように愛着をもってもらいたい」という想いが込められ命名(品種登録出願中)。「粒すけ」は令和2年春から一般栽培が開始される。
「粒すけ」ウェブサイト等より抜粋)


※現時点での弊社検査においては既存品種の「てんたかく」と「てんたかく81」との区別が不可能なため、両者は同一品種として扱うこととさせていただきます。

 

これまでビューローベリタスエフイーエーシー株式会社で提供している米品種識別DNA検査において、対象品種はうるち米216種、もち米29種、酒米14種、合計259種でしたが、うるち米の5品種が新たに加わり、合計264品種となります。

なお、品種識別検査には、サンプルを50g以上ご提供ください。50gに満たない場合には別途ご相談ください。

皆さまの検査のご依頼をお待ちしております。

ビューローベリタスエフイーエーシー株式会社 検査部 微生物検査課 西澤 さつき

 


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ビューローベリタスエフイーエーシー(株) 食品検査事業部 横浜分析センター
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