ビューローベリタス コモディティ事業のグローバルネットワーク
2010年、Inspectorateインスペクトレート社(本社UK、1875年創立)をAcquisitionによってビューローベリタスの一事業部門(サービスライン)に組み入れ、以降、グローバルでコモディティ事業の強化を行なってまいりました。 日本では2010年より8年間運営していたインスペクトレート(シンガポール)日本支社から2018年1月1日付、事業譲渡を受け、ビューローベリタスジャパン株式会社として新たに事業を展開しております。
1. 国際規格(ISO/IEC 17020) 認定取得
ビューローベリタスジャパン コモディティ事業部ではこのたび、ISO17020の認証を取得しました。 日本のコモディティ(鉱産物等の輸入・輸出検査)業務範囲における唯一の認定機関となりました。
これにより、検査手法の技術的妥当性の確認・検査に関わる要員の専門的能力の維持のほか、第三者として公正に検査を行うことができる、という認定を第三者機関(公益社団法人日本適合性認定協会:JAB)より受けたことになります。
- 検査能力の客観的な証明による信頼性の確保
- 検査機関としての技術力(品質)の確保
- ブランドの保護
- トレーサビリティによる検査結果の正当性の確保
この認定機関の検査報告書は、検査機関認定においてJABがILAC MRA(国際相互承認協定)にも署名しているため、国内のみならず海外の規制当局や顧客からも信頼をもって受け入れられています。
2. 二国間、第三国間取引におけるビューローベリタスのサポートについて
ビューローベリタスでは、ネットワークを生かし、世界中の採掘地・船積港・荷揚港に最寄りのオフィスから検査員を派遣し、各種検査および分析を行うことができます。日本に居ながらレポート・写真にて現地の状況を把握することができ、カスタムメイドのリクエストに対応することが可能です。
また、各種分析(品位・品質、Umpire)について、最適の手法(ISO/ASTM/JIS、ラボ指定)で最適のラボにオーダーすることが可能です。
3. お客様のメリット(なぜ、ビューローベリタスが選ばれるか)
(1) 船積時と荷揚時の品質及び計量差異リスクの減少
- 船積と荷揚のサーベイ会社が同一であれば、差異発生時、原因を究明することが可能(サンプリング、サンプル調整、計量方法、品質分析方法)
- 日本から船積時の立会チェックをするための出張料のコスト削減(特に、錨地や急なスケジュールへの対応)
- 船積国において、船積前のストックヤードの積荷の状況、ストックヤードからバースまでの輸送チェックなど気になるサイトに出向いてその状況のレポート(写真含む)が可能
(2) 他国のビューローベリタスグループ コモディティ事業部門(ビジネスライン)で交付した分析レポートなどのお問い合わせが可能
(3) 他のビューローベリタス業務部門とのコラボレーション
- ビューローベリタスグループ、76,000人、140ヶ国、1,400以上あるオフィスのネットワークを利用してお客様のニーズに対応いたします。お気軽にご相談ください。
コモディティ事業部 浅野聖一
【お問い合わせ】
ビューローベリタスジャパン(株) 国際貿易検査事業本部 コモディティ事業部
TEL:06-4790-7045 FAX:06-4790-7050
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