one-day.jpg

一日の流れ

ISO9001(品質マネジメントシステム)審査
チームリーダーの例

チームリーダー審査対象:中規模組織 │ 審査員:2名 │ 審査日数:2日間(初日)

8:30

出発
 
ホテル前でメンバーと集合し、タクシーで審査先へ移動

移動は公共交通機関を使う。
車内では顧客情報に関する話は厳禁だが、今回のメンバー審査員とは初めて一緒になるので、車内で簡単に自己紹介し、世間話を通じてそれとなく意思疎通を図る。タイムマネジメントについては念押ししておく。

8:45

審査先本社サイト到着・準備
審査先で経営者や事務局の方々と顔合わせ
審査先に到着

受付で手続きを行い、オープニングミーティング会場へ。
PCや資料を設定し、準備完了。

場所オープニングミーティング会場

9:00

オープニングミーティング
審査の基本事項をひととおり説明して、理解していただく
審査種別や審査計画の確認、指摘事項の種別などひととおり説明

オープニングミーティングビューローベリタス所定のオープニング資料に沿って説明。
審査先組織の認証範囲・人数、避難経路やこの企業ならではの安全面の注意事項などを確認し、審査員に守秘義務があることも伝える。

9:20

審査先会社概要説明・サイトツアー
全体の把握をしておこう
審査先企業の会社概要の説明を受ける

製品や顧客、工程など審査に関わりそうな点を探る。
案内人に従いサイト内の主要部署を徒歩で回り、都度説明を受けながら全体を頭に入れておく。

10:00

経営者の審査
トップとしての懸念事項を確認しておく
経営者に関わる要求事項について審査
(今回はチームリーダーのみ。メンバーは部門審査へ)

代表取締役にインタビューをして、経営者に関わる要求事項について審査。

10:45

品質管理責任者・事務局審査
マネジメントレビューや内部監査、クレームなどの審査から他部署の情報を得ておく
品質管理責任者である品質担当取締役にインタビュー

認証範囲・認証書の管理状況・ロゴマークの適切な使用、マネジメントレビュー、内部審査のほか、顧客満足度やクレームなどについても確認する。

12:00

昼食
 
昼食をメンバーと一緒に取る。
ここでは審査員2人だけになるので少し落ち着く。ランチ後の雑談の中で、お互いが得た情報を交換し、今後の審査での留意点を明確にしておく。 
 場所審査員控室

13:00

品質管理プロセス審査
目標未達原因や市場クレームなど確認しておこう
品質管理プロセスの運用状況を現場で確認

場所審査用の部屋
一部目標未達があったので、その原因と今後の対策、クレームと社内不適合是正処置記録を確認。

現場の審査場所現場
現場で実際の作業を手順書、記録、資格・検査機器ほか確認。是正状況も確認。

場所審査用の部屋
審査の結果を事務局と部門へ口頭で伝える。

14:00

製造Aプロセス審査
プロセスの一連の流れを追って詳細に確認しよう
品質目標とその取り組み内容や達成度を確認

場所審査用の部屋
目標を達成したなかで良かった点を聞くことで、目標そのものが適切であったかどうかも判ってくる。

場所現場
原料の投入から最終検査で次工程に引き渡すまで、他のプロセス(生産計画、購買、技術、品質管理)とのつながりも含め、流れに沿って一つ一つのプロセスを詳細に確認。

場所審査用の部屋
審査の結果を口頭で伝える。

16:00

審査まとめ
メンバーとその日の結果を共有!
会議室でメンバーと合流

審査結果を文書にまとめる。文書は本日の所見としてシステム上にアップロードし、審査先事務局と共有。

場所審査員控室

16:30

本日のまとめ発表本日の結果報告を読み上げ、補足説明と質疑応答を行う。

場所審査用の部屋

17:00

審査1日目終了タクシーで宿泊先へ

タクシー車内タクシーを待つ間、事務局の方々としばし談笑。

17:40

ホテル着
今日のおさらいと明日のためのまとめもしておこう!
フロントで明朝のタクシー予約の確認をしておく。