HSE 遵法監査
ビジネスチャレンジ
ESG(Environment, Social, Gavernance)投資が広まりGPIFが責任投資原則に署名したことで、日本でもインデックス運用が始まり経営者がESGに関心を持つようになりました。
環境・労働安全衛生(HSE)の遵法は最低限の義務でありさらに投資家が注目しており、評価の結果インデックスの対象から除外されると株価にも影響があります。
サステナビリティやSDGs対応としても重要テーマであり、コロナ禍を経て働く方の安全のみならず衛生(健康)面がより重要テーマとして管理の対象となりました。
環境・労働安全衛生マネジメントシステムには会社に関係のある法律の特定、遵法評価などの要求が含まれていますが、マネジメントシステムの運用のみでは遵法性は安心できないと考える会社から遵法の評価の依頼を受けることが増えてきました。
遵法の確認評価システムの構築、それが運用されているかをモニタリングし問題点や課題に対して是正処置や対策を打つこと、その進捗状況を開示し報告することなど、多くの局面で今までより強化された活動とさらに信頼性確保が求められます。
HSE 遵法監査~ソリューション
多くの国や地域ですべての項目を包括した法令を認識し遵法を確認することは難しく、第三者の評価が効果的な方法の一つであると認識する会社から依頼が増えてきました。現地の法令や慣習、言葉が分かる審査員が遵法とリスクに応じた評価をします。
■遵法監査の種類
監査技法 | 概要 | コスト | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
網羅的監査 | 特定工場に適用されるHSE法令を全件チェック | 高い | 法令が網羅されることによる遵法のほぼ完全な確認が可能 | コスト及び監査対応の労力が大きい |
特定法令監査 | 予め合意された法令、条例について適用される法令を全件チェック | 高い | 組織が特定した範囲で網羅性が担保される | コスト及び監査対応の労力が大きく、非特定法令が対象外 |
リスクベース監査 | 特定の力量を有する監査員により、一定の日数で実施可能なベースでリスクの高い項目をチェック | 中間 | 組織にとってリスクの高い要素が抽出され、改善のポイントが明確になる | 法令の網羅性は担保されない |
簡易診断ステップ監査 | 限られた工数で診断 | 低い | リスクベース監査が必要か判断できる(人間ドック) | 簡易診断 |
HSE 遵法監査~組織にとってのメリット
環境、労働安全衛生の遵法性を証明できます。
会社が環境・労働安全衛生遵守を重要視して取り組んでいることを証明できます。
経営の持続可能性を高めることに繋がります。
ビューローベリタスが選ばれる理由
- 実績
マーケットリーダーとして20年以上の監査の実績があります。 - ネットワーク
140カ国1,600拠点で現地に環境・労働安全衛生マネジメントシステム審査員、環境・労働安全衛生のスペシャリストを配置し、現地語で審査が行えます。 - カスタマイズ対応
監査項目・監査頻度・レポートの評価など会社独自のスキームを提案できます。
工場のみならず、研究所、オフィス、プロジェクト現場等、さまざまな場所での評価が可能です。 - 簡易診断
導入の準備や現状把握のため、1工数(1日間×監査員1名)で分野を特定したHSEステップ監査を実施できます。
HSE 遵法監査~お問い合わせ
ビューローベリタスジャパン株式会社
システム認証事業本部
〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通18番地 KRCビル8階【MAP】
TEL:045-651-4784(代表) FAX:045-641-4330