過渡電圧特性試験・負サージ試験
印加周期を任意設定可能

ビューローベリタス ニューモビリティーテクニカルセンター(NMTC)では、JASO D001-94(自動車工業会 自動車用電子機器の環境試験方法通則)、OEM規格に準拠した過渡イミュニティ試験を行なっています。
NMTCの過渡電圧特性試験・負サージ試験では、試験設備を自社設計・作製しているため、さまざまな条件に合わせた細かな設定が可能です。

通常、既製試験設備では印加周期が30秒で固定されており、全く調整不可能ですが、NMTC内製の試験設備を使用することであらゆる規格要求に対応した印加周期の任意設定ができます。
OEM規格に忠実に対応したEMC試験サービスを提供いたします。

EMC試験

NMTC内製の過渡電圧特性試験器・負サージ試験器仕様(JASO規格準拠)
サージ種別NMTC印加周期(設定可能範囲)DU電流容量印加回数
B-11~9.9s(0.1s刻み)
10s~(1s刻み)
10A999,999回
B-21~9.9s(0.1s刻み)
10s~(1s刻み)
10A999,999回
E3s以上10A1,000回程度
(応相談)
 ※既製設備では30秒固定で調整不可  

 

印加周期3.0秒時の波形例
印加周期3.0秒時の波形例

お客様のメリット

  • 短い周期を連続で印加することにより、DUTの弱点を効率的に摘出できます。
  • DUTの再起動時間に合わせた長い周期で印加することにより、実使用環境に近づけた試験が実施できます。
  • 耐久試験においては、短い周期で印加することで試験時間を短縮します。例えば、通常30秒印加のところ3秒周期で印加することにより、試験時間を10分の1に短縮できます。※試験条件によります。
  • 昼夜連続24時間試験や複数台での並行実施が可能です。例えば通常3日かかる耐久試験を1日で完了、納期を3分の1に短縮できます。試験結果に影響しないネットワークカメラを使用すれば、お客様にてDUTの状況を常時監視いただけます。

豊富な専門知識と経験を持つエンジニアがさまざまなEMC対策と最適な試験条件をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

NMTC内製設備イメージ
NMTC内製設備イメージ