HAZID（Hazard Identification Study）：事業全体を通してのリスク調査

HAZIDを使用して職場の危険を特定する

HAZOP（Hazard and Operability studies：システムの運用に特化したリスク調査）は、設計段階の後半で実施され、プロジェクトの遅延やコストのかかる設計変更が発生することがあるため、多くのクライアントはリスクを回避または軽減できるよう、設計の初期段階でHAZID（Hazard Identification：事業全体を通してのハザード調査）を要求しています。

HAZID（Hazard Identification Studies）

HAZIDは、施設全体の潜在的なハザードとその結果としての影響を特定するための手法で、プロセスと非プロセスの両方のハザードに対処します。

ハザード特定とリスク評価において必須のファーストステップ

HAZIDは、プロジェクトの健康（Health）・安全（Safety）・環境（Environment）の結果の整理に役立ちます。構築されたブレインストーミング手法には、設計者、クライアント担当者（エンジニアリング、プロジェクト管理、試運転および運用）が含まれます。調査結果とハザード評価により効率的な管理が可能となり、多くのライセンス関係官庁が要求するプロジェクトリスクリストに登録されます。

ビューローベリタスはHAZIDおよび同様の調査実績により、設備設計の初期段階でハザードと安全措置を特定します。

HAZIDに対するビューローベリタスのアプローチ

ハザードの特定は、フィジビリティスタディと危険源のある設備の設計に不可欠です。
ビューローベリタスは、ミーティングの議長と書記、コンピューターソフトウェアのサポート、また必要に応じてオフサイトミーティングの会場手配など、ハザード調査のためのすべての管理を行います。ビューローベリタスのハザード登録ツールは、危険の特定とハザード登録の作成を簡素化し、プロジェクトの課題がスケジュールどおりに解決されたことを確認するために、一貫したレポートフォーマットを提供し、監査を実施します。

HAZIDのメリット

• 重大なHSEハザードは、プロジェクトの初期段階で多額の費用が発生する前に明らかになる
• ハザードは記録・対処されるため、回避、軽減できる。また、詳細設計中のさらなるリスク低減策のためにハイライトされる
• 特定されたハザードへの対応は経営陣と検査員が監査可能

職場のハザード調査とリスク評価のエキスパート

ビューローベリタスは、お客様のビジネスと文化を理解したエンジニアや技術者によって、世界中で500件以上のHAZIDおよび同様の調査を計画、実施してきました。

石油・ガス関連企業の探査、生産、貯蔵、流通施設がある地域には、ビューローベリタスの8つのテクニカルセンターとそのほか多くのオフィスがあり、効率的なハザード調査を実施します。

また、必要な場合は専門のエンジニアやHSE専門家として、HAZIDの調査に参加する人材の提供も可能です。

※Bureau Veritas (Global) での対応となります

お問い合わせ

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