QA/QC

サプライチェーン強靭化に資するビューローベリタスのサービス vol.2

2024-03-18

今日では、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)として強靭なサプライチェーンを構築することが求められています。

前回のコラム「サプライチェーン強靭化に資するビューローベリタスのサービス」にて記載したとおり、ビューローベリタスは世界各国で約1,600の拠点を構え、82,000人以上の従業員がおり、このネットワークを利用したサプライチェーン強靭化のためのサービスとして、Supply-Rを提供しております。

Supply-Rの目的

  • 製品の規格および購入条件、仕様への適合性
  • 技術的能力と事業継続性を満たすためのベンダーの運用および強靭性の評価
  • サプライチェーンの関係者と製品の各階層にわたる透明性とトレーサビリティ
  • データ主導リスクプロファイルを根拠としたパフォーマンスの最適化による改善活動推進

全世界にわたり3,300人以上の経験豊富な検査員ネットワークを活用して運用するSupply-Rに加えて、ビューローベリタスの優位性の一つである、石油・ガスプロジェクトの専門家の知見を組み合わせることで、単一プロジェクトの確実性を高めることが可能となります。

石油・ガスプロジェクトでは通常、FEED(Front End Engineering Design:概念設計・概算費用検討)やPre-FEEDなどのフェーズがあり、その後の投資決定からEngineering(設計)→Procurement(調達)→Construction(建設)の流れのなかで、Procurementフェーズ後半にサプライヤー管理が始まります。
仮にFEEDとEngineeringフェーズを投資決定前に統合して、大型構造物組立ヤードの選定や品質保証・品質管理活動開始を織り込んだ場合、Procurementとモジュールヤードでの製作および現地建設工事を個別に管理できるようになり、相互の干渉やクリティカルパスに対する対処がしやすくなります。

このような取り組みにSupply-Rは有効に機能し、FEED/Engineeringフェーズで決定したサプライヤーや組立ヤード個々のサプライチェーンの維持管理に資することができます。

石油・ガス産業のお客様にはSupply-Rの特徴を活かして活用いただいております。

例)

  • Shell Pilot Project:サプライチェーン強靭性審査
  • Total Energies:サプライヤー審査(技術的要素)
  • Saline Water Conversion Corporation:第三者検査

SOME REFERENCES

プロジェクトが大型になればなるほど、個社でサプライチェーンの維持・管理を図ることが難しくなるのは自明です。グローバルネットワーク(1,600拠点、従業員82,000人以上)を有しているビューローベリタスの活用をぜひご検討ください。

SUPPLY-R: BUILDING A RESILIENT SUPPLY CHAIN

 

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