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ビューローベリタスが日本籍船の船舶検査団体(Recognized Organization)として登録
3月4日から8日にかけて、MSC(海上安全委員会)の小委員会である SSE 10(第10回船舶設備小委員会)が開催されました。主な審議内容は以下のとおりです。
またその他の主な審議内容は下記よりダウンロードできます。
SHIP SYSTEMS AND EQUIPMENT 10TH SESSION(SSE 10)SUMMARY REPORT(英語)
<MSC109で承認予定の内容>
- 救命設備
―HSCコード(高速船コード)における救命胴衣要件の改正
―救命設備の保守、点検、運用試験などに関するMSC決議(MSC.402(96))の改正 - 統一解釈
-SOLAS 第II-2章4.5.6.1規則およびIBCコード:ガスフリー用のファンや配管・ダクトの設置場所に関する統一解釈
-SOLAS 第II-2章11.4.1規則:カテゴリーAの機関区域の“Crown”が示す範囲についての統一解釈
-SOLAS 第II-2章4.5.3.2.2規則および11.6.3.2規則:貨物タンクの過減圧ための二次的手段として圧力センサーを設置する場合のアラーム設定に関する統一解釈
-SOLAS 第II-2章:MSC.1/Circ.1276/Rev.1の改正
-SOLAS 第II-1章26.2規則:主要な推進装置における電気設備の故障および要求される信頼性についての統一解釈 - その他の修正案
-MSC/Circ.677/Rev.1:タンカーの貨物タンクへの炎の通過を防止する装置(フレームスクリーン・フレームアレスタ・高速排出装置など)の設計、試験および配置の改正
<その他の主な審議内容>
- 救命設備
-部分閉囲型救命艇および救命いかだに対する換気要件策定の必要性について検討
-自由降下式救命艇の離脱装置の作動試験の代わりとなる設計基準について(LSAコード改正)
-SOLAS第3章およびLSAコードに係る代替設計および配置についての指針にHAZIDを追加
-自動復原型または天蓋付き両面式救命いかだの設置が要求される船種について検討 - 防火
-貨物倉およびコンテナ船の貨物デッキにおける火災の検知および制御についての検証
-リチウムイオン電池など新エネルギーを搭載した車両を運送する船舶の火災対策を検討