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「既存建物の法的確認とコンプライアンス対策~12条点検・遵法性調査のよくある指摘・調査のポイント~」無料セミナーを6月19日に東京で開催
4月20日から29日にかけて、MSC 105が開催されました。主な内容は以下のとおりです。
<採択された内容>
- GMDSS(海上における遭難および安全に関する世界的な制度)の近代化に伴い、SR証書およびForm Rの様式を改正(2024年1月1日発効、就航船も証書更新時に適宜変更)
-1994年および2000年HSCコード 8章, 14章 の改正 / SR証書には船舶の運航海域を明記
-その他の関連するガイドラインの採択 - IMSBCコードの改正(06-21)(2023年12月1日発効)
- IMDGコードの改正(41-22)(2024年1月1日発効)
<承認、同意された内容>
- 燃料油の使用に関する安全性の向上
-燃料供給者がSOALS条約II-2章4.2.1で定められた引火点に関する要件を満たさなかった場合の記載を同章に追記(本議事録 Annex I 参照)
-燃料油の引火点に関する安全性向上のための要件を決定する行動計画の改訂(本議事録 Annex II 参照) - MASSコード(自律運航船に関する要件)
-MASSコード策定へのロードマップ(2028年1月1日発効を目指す)
-第一歩として、貨物船を対象に非強制の目標指向型のMASSコードを策定(2024年1月1日発効を目指す) - 燃料電池を使用する船舶の安全性に関する暫定ガイドライン
- 極低温で使用する高マンガンオーステナイト鋼タンクに関してIGCコード、IGFコードおよび関連するガイドラインの改正案
- 貨物輸送ユニットの検査に関するガイドライン
- バラストタンクおよび二重船側ばら積み貨物船の船側空所に関する検査要件の追加を含むESPコードの改正
- 船舶への備え付けが要求される証書および書類の一覧(2022年版)
- IPコード(洋上作業員運送の安全に関する国際コード)の採択とSOLAS条約 XV章を設置
- 第二世代非損傷時復原性基準の暫定ガイドラインの注釈
- 統一解釈
-IGCコードに規定されているガス燃料管装置の外ダクトに関する解釈
-船内作業スペースにおける騒音基準値
-LL条約 1988年議定書の、B型船舶における「船楼及びトランクに関する控除」の解釈
-軽荷重量の変更に伴う復原性および積載情報の修正に関して規定されたSOLAS条約 II-1/5.4及び5.5規則の解釈
<その他の審議内容>
- 3000GTを超える全ての新造船を対象とした電子傾斜計の設置について
- 今後の作業計画
-アンモニアを燃料とする船舶のガイドライン
-液化水素のバルク輸送
-新エネルギー駆動の自動車を搭載する船舶の火災リスクへの対応