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[開催報告]「日系企業のサプライチェーンマネジメント2020 -その課題、人権監査・社会責任監査-」無料ウェビナー

2020-08-27

2020年7月29日、ビデオ会議システムを使用した「日系企業のサプライチェーンマネジメント2020」のオンラインセミナーを開催しました。

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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
インターナショナル・レーバー・スタンダード
マネージャー 大島 まどか 様

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システム認証事業本部
カスタマイズドサービス部 部長 岡崎 久喜

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システム認証事業本部
カスタマイズドサービス部 スペシャリスト 川手 洋明

調達部門がサプライチェーンを監査する場合、QCD(品質・コスト・デリバリー)が中心で、社会面は十分配慮されていないといわれています。SDGs対応や社会面の配慮をうたい、評価機関からの評価ランキングを意識する経営者とはかなり温度差があると感じます。日本の技能実習制度や外国人労働者の問題が海外のNPOの発行するレポートで開示され、評価が低いことをご存知の方も多いと思います。労働者の人権配慮は、企業の持続可能性の観点でリスクが高い項目になっており、グローバルの物差しで問題を正しく認識する必要が出てきました。

今回のウェビナーでは、1996年から工場の労働環境をサプライチェーン上の課題として認識し、社会的責任監査を世界中で実施しているディズニー社のILS国際労働基準プログラムについて、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 大島 まどか様にゲストスピーカーとして登壇いただきました。

また、ビューローベリタスからはサプライヤーの社会責任監査を経験した責任者が、課題や今後の展開、新たな監査についてご紹介しました。

約100社140名の方にご参加いただき、ウェビナーの最後には活発な質疑応答が行われました。アンケートでは、過半数の方から満足したというご回答をいただきました。
ご意見・ご感想をいくつかご紹介します。

  • ILS監査についてディズニー様からお話が聞けて参考になった。
  • SDGs、ESGへの対応がますます重要になっていくことを再認識した。
  • COVID-19の影響によりサプライチェーンマネジメント活動が停滞しそうな状況にあり、効果的に行える手段が検討できればと考えている。
  • ディズニー様の⑪安全で、⑫互いに受け入れ、⑬尊重しあう職場づくり、が心に響いた。
    日本と海外における「監査」に対するイメージの違いの説明に納得させられた。
  • 大変勉強になるウェビナーであった。今後も同様の機会を希望する。
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今後もウェビナー等でさまざまな情報発信をしてほしいといったご要望も複数いただきました。
皆様からの貴重なご意見・ご感想を参考にさせていただき、引き続き有益な情報発信に努めてまいります。

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