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認定機関について

2018/8/8更新

認定とは?

ISO9001又はISO14001などの認証書(登録証ともいいます)を受け取る仕組みに関わる機関には、認定機関(Accreditation Body)と認証機関(Certification Body)があり、ビューローベリタスは後者の認証機関にあたります。認証希望のお客様に対して審査を実施し、一連の手続きを経て認証書をお渡しするには、認定機関からのお墨付き(認定)をもらっている必要があります。

ビューローベリタスサーティフィケーションのマークだけをつけた認証書をお渡しすることは可能ですが、その認証書の正当性や質を証明するためには、認定機関からのお墨付きのついた認証の方が重要視されます。なぜなら、ビューローベリタスサーティフィケーションが第三者認証をするだけの実力があるというお墨付きがあってこそ、お客様の認証書の価値を高めることができるからです。

認定機関は基本的に一カ国にひとつあります。イギリスならUKAS、アメリカならANAB、オランダならRvAなどがそれにあたりますが、日本はJAB(日本適合性認定協会)とISMS-AC(情報マネジメントシステム認定センター)二つの認定機関があります。これらの認定機関が認証機関に対して認定審査を行い、審査を行うに足るだけの能力があるかいう見極めを行い、ありとみなした場合には認定書を授与します。
この認定審査を行うための審査の基準は、ISO(国際標準化機構)及びIEC(国際電機標準会議)で決められた基準およびガイダンスに基づきます。この審査にパスした認証機関のみが発行できるのが認定機関シンボル付認証書です。ビューローベリタスサーティフィケーションでは主要な認定をすべて取得していますので、お客様のあらゆるご要望にお応えできます。

どの国の認定機関シンボル付の認証書を発行するかは、お客様のご希望によります。ただし、認定は、産業分類に分けられた「認定範囲」にあてはまるお客様にしか認証書を出すことはできないという仕組みなので、どの認定機関シンボルが出せるかには制限があります。

ビューローベリタスサーティフィケーションが発行可能な認定範囲は以下主要認定一覧のリンク先の通りです。
例えば、ISO9001(品質マネジメントシステム)/ISO14001(環境マネジメントシステム)/ISO45001(労働安全マネジメントシステム)主要認定範囲一覧の場合であれば、産業分類が12の化学薬品/化学製品及び繊維に分類されるお客様の場合、JABまたはUKASのどちらの認定機関でも、品質・環境・労働安全いずれの認証書の発行も可能です。それに対して、産業分類が2の鉱業/採石業(品質の場合)では、UKASは発行できますが、JABでは発行できません。

どの産業分類が該当するかは、お客様の業種などによりこちらで割り付けさせていただきます。一つのコードで全てをカバーできる場合もあれば、複数のコードを用いることもありますが、要はそのコードによって、どの認証書を発行可能かが決まってくるというのが認証の仕組みです。

ビューローベリタスジャパン株式会社
システム認証事業本部
テクニカルマネジャー 景井 和彦

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