ビューローベリタスグループ
2024年第1四半期実績発表

2024年第1四半期 業績概況^*1

• 2024年第1 四半期の収益は14億3,950万ユーロ、前年同期比2.5%増、実質ベースで 8.0%増
• 2023年第1 四半期と比較して、産業（工業）部門+16.3%、システム認証部門+13.7%、マリン＆オフショア部門+13.6%の強力な有機的成長。消費財検査部門+6.1%、ビルディング＆インフラストラクチャー部門+3.6%、食品＆コモディティ部門+3.2%の成長
• ボルトオン型買収は、売却相殺による影響で+0.1% 
• 為替の影響は-5.6%、主に対ユーロ一部の新興国通貨の下落による

2024年第1四半期 ハイライト

• 2024年3月20日に発表した新戦略 LEAP | 28は、成長と実績に段階的な変化をもたらすことを目的として、ポートフォリオ・パフォーマンス・人材の3つを柱に構築
• 各地域（アメリカ、中東、アフリカ、アジア太平洋、ヨーロッパ）で力強い成長
• 持続可能性サービス（転換サービスとグリーンオブジェクト）はポートフォリオ全体で成長の勢いを維持
• LEAP | 28に沿って、消費財検査部門は南アジアおよび北東アジアで3社の買収を完了、これによりポートフォリオ拡大と地理多様化で年間追加売上高約2,000万ユーロ
• 3月のキャピタル・マーケット・デーで発表した自社株買入プログラムのとおり、2024年4月5日にグループ自社株の約0.8%を取得、完了
• グループの強固な財務構造と競争優位性を反映し、Moody's長期信用格付け「安定」見通しとしてA3評価
• ビューローベリタスのCSRへの取り組みが、Sustainalytics第1位、その他複数の非金融格付機関により評価。国連グローバル・コンパクトにも参加

2024年見通し

健全成長を続ける営業活動、「ニューエコノミーサービス」に対する顧客の高い需要、そして潜在的な市場の力強い成長により、ビューローベリタスは2024年通期で以下の成果を見込んでいます。 

• 1桁台半ばから後半の有機的成長
• 恒常為替レートでの調整後営業利益率改善
• 90%を超えるキャッシュコンバージョン^*2を達成する強力なキャッシュフロー

ビューローベリタスグループは、第2四半期さらに強めの比較基準としたことに鑑みて、下半期の有機的成長が上半期を上回ると予想しています。

ヒンダ・ガービ最高経営責任者（CEO）コメント：
「持続可能な有機的成長、M&Aを通じた積極的なポートフォリオ管理、および毎年の利益率向上に対する当社の取り組みは、2桁台の株主利益を達成するという目標に沿っています。
ビューローベリタスは戦略を実行し、2024年第1四半期の強い市場動向に支えられ、8.0%という有機的成長を維持しました。
また、ビューローベリタスでは初の長期信用格付けを発表できたことを嬉しく思います。Moody’sによる安定した見通しとしてのA3評価は、当社の強固な財務構造、市場を牽引するポジション、堅実なビジネスモデルを裏付けるものです。
将来を視野に入れ、2024年の見通しを確実なものとします。」

プレスリリース（英語）

*1 代替業績指標は、IFRSに準じてプレスリリースの付録2に掲載しています
*2 （営業活動から生じた純キャッシュ – リース料 + 法人税）／調整後営業利益

グループウェブサイト"STRONG START TO THE YEAR; 2024 OUTLOOK CONFIRMED"（英語）