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CPSCは玩具および育児用品における
特定フタル酸エステルの禁止に関する最終規則を公表しました


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米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、玩具および育児用品のフタル酸エステルを制限する現在のCPSC規制を修正した、最終規則を公表しました。
新しい規則は、2018年4月25日(官報に公表されてから180日後)以降に製造または輸入される製品に有効となります。


背景

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CHAP(Chronic Hazard Advisory Panel)と呼ばれている一連の科学者たちは、フタル酸エステルの暴露による長期的なヒトの健康への影響について、より詳しい調査を行いました。 CHAPの調査結果によると、2つのフタル酸エステルに対して連邦制限の1000ppm(0.1%)を撤廃し、新たに4つのフタル酸エステルに対して1000ppm(0.1%)の制限を加えることが推奨されました。

最終規則の要旨

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フタル酸ジ-n-オクチル(DNOP)およびフタル酸ジイソデシル(DIDP)の制限が撤廃されました。
ジイソノニルフタレート(DINP)の暫定禁止が最終的に禁止となり、全ての玩具に適用するよう適用範囲が拡大されました。
ジイソブチルフタレート(DIBP)、ジ-n-ペンチルフタレート(DPENP)、ジ-n-ヘキシルフタル酸(DHEXP)およびフタル酸ジシクロヘキシル(DCHP)に対して、新たに1000ppm(0.1%)の制限が加えられています。
8つのフタル酸エステルの制限が適用される製品範囲が、すべての玩具および育児用品の接触可能な構成要素(部品)を含むよう拡大されました。これは、特定のフタル酸エステルについては「口に入る可能性がある」という従来の適用製品範囲からの変更です。  
CPSCは、育児用品と玩具両方の現在の定義を維持しています。
 
フタル酸エステル 現在の規則-製品範囲 新規則-製品範囲
フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)(DEHP) 玩具および育児用品 玩具および育児用品
フタル酸ジブチル(DBP) 玩具および育児用品 玩具および育児用品
フタル酸ブチルベンジル(BBP) 玩具および育児用品 玩具および育児用品
ジイソノニルフタレート(DINP) 口に入る可能性がある
玩具および育児用品
玩具および育児用品
フタル酸ジ-n-オクチル(DNOP) 口に入る可能性がある
玩具および育児用品
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フタル酸ジイソデシル(DIDP) 口に入る可能性がある
玩具および育児用品
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ジイソブチルフタレート(DIBP) - 玩具および育児用品
ジ-n-ペンチルフタレート(DPENP) - 玩具および育児用品
ジ-n-ヘキシルフタル酸(DHEXP) - 玩具および育児用品
フタル酸ジシクロヘキシル(DCHP) - 玩具および育児用品


当該規則はこちら(英語):
https://www.gpo.gov/fdsys/pkg/FR-2017-10-27/pdf/2017-23267.pdf

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