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ASME Sec IX Welding:Thickness of Base Metal/ Weld Metal


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今回は溶接施工法確認試験の際、時々間違いが見受けられるBase Metal(T)/ Weld Metal (t)Thicknessのレンジにフォーカスして説明します。

TはBase Metal Thickness (母材厚さ)
tはWeld Metal Thickness (溶着金属厚さ)
となり、それぞれ意味合いが違います。

QW451のTable QW451.1にはButt weld だけではなく、Groove weldについての板厚レンジが記載されています。
板厚についてSecIXの主な要求事項は次のとおりです。


QW200.2 (f) Multiple WPSs with one PQR Multiple PQRs with one WPS

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このパラグラフでは複数のWPSを一つのPQRでサポートすることができ、また一つのWPSで複数のPQRのレンジをカバーすることもできるということが書いてあります。
例えば板厚のレンジについても同一プロセスであれば下記のようにカバーできます。

PQR1:1.5−5mm + PQR2:5−32mm = WPS:1.5−32mm

ここで注意していただきたいのは、複数のプロセスがある場合はプロセス毎にそれぞれのレンジをカバーする必要があるという点です。


QW200.4  Combination of Welding Procedure

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(a)では1つ以上のWPSを1つのジョイントに使用できるということが書かれており、
この場合についても板厚のレンジに関しては、それぞれのプロセス毎にQW451で決定しなければなりません。

(b)ではルート溶接の際の(a)の要求に対する除外規定について書かれています。シングルプロセス(GTAW,SMAW,GMAW,PAW,LBW,LLBW,SAW)で13mm以上のテストピースで記録されたPQRは、他のプロセスや母材厚さに関係なく、WPSをサポートする他のPQRで認定された最大母材厚さ内であれば、2tまではルート溶接のPQRとして使用できます。


QW202.2  Groove and Fillet Welds

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(a)ではGroove Weldの完全溶け込みの認定について書かれており、板厚はQW451に従わなければなりません。

(b)ではGroove Weldの部分溶け込みの認定について書かれており、板厚はQW451に従わなければなりません。但し、母材厚さが38mm以上で認定されている場合は母材厚さに関しては上限が無くなります。

(c)ではFillet Weldの認定について書かれており、(a),(b)のGroove Weldのテストピースで格付けできます。認定範囲はQW451.4により全ての板厚、サイズ、径がカバーされます。


QW202.3  Weld Repair and Buildup

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溶接補修と肉盛溶接について書かれており、Groove Weldで認定されたWPSが適用され
(a)Fillet Weldについては、板厚の制限はなく
(b)Fillet Weld以外については、それぞれのプロセス毎にQW451の板厚のレンジに従わなければなりません。
但し、母材厚さが38mm以上で認定されている場合は母材厚さに関しては上限が無くなります。


QW202.4  Dissimilar Base Metal Thickness

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母材の板厚違いについて書かれており、Groove Weldで認定されたWPSが適用されます。
(a)板厚の薄い方:QW451のレンジ内でなければなりません。
(b)板厚の厚い方:
(1) P-No.8,41,-46,49,51-53,61,62については、6mm以上の同じP-No.で認定されていれば上限はありません。
(2) その他の材料については、QW451のレンジ内でなければなりません。但し、母材厚さが38mm以上で認定されている場合は母材厚さに関しては上限が無くなります  


以上のように、板厚のレンジについては様々な規定があるので注意が必要です。
上記以外でも、GMAWのShort circuitの場合や熱処理有の場合などでも特別な規定があるので、QW250にあるTableのWelding variableをしっかりチェックすることが重要になります。


産業事業本部 宮園 敬次郎


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