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Indian Boiler Regulation上でのバルブの取り扱い


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インド向けに輸出されるボイラー(ボイラー本体/エコノマイザー及び過熱器を含む)、蒸気配管及びボイラー給水配管に取り付けられるバルブは、製造国でCBB(Central Boiler Board)認定検査員による設計審査(肉厚計算)及び製造中の立会検査が要求されます。

バルブに関するRegulationは「290. Chests etc. in General」となります。


1.バルブの肉厚計算

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(1) 銅及び鋳鉄製バルブ

T = 4.5 x WP x D / R +C(Eqn. 77)


WP : Working Pressure
R : Minimum specified tensile strength of grade of material
D : External Diameter of the chest
T : Minimum thickness of the chest, excluding tolerance
C : Minimum positive tolerance as specified hereunder
銅製 : 1.5mm   鋳鉄性 : 5mm

(2) 1.2 鋼製バルブ

T = WP x D/2f + WP + C


WP : Working Pressure
D : External Diameter of the chest
T : Minimum thickness of the chest, excluding tolerance
C : Minimum positive tolerance as specified hereunder
f : allowable stress in kg/mm2(454℃を境にこのallowable stressの算出方法が変わるので、詳細はReg. 290 (d)を参照下さい)
鋳鋼バルブ : 5mm   鍛鋼またはステンレスバルブ : 2.5 mm
※鋳鋼の場合は、上記で求めたallowable stress(f)に80%を掛けた値となる。


2.製造中の検査

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(1) 素材の検査(バルブの耐圧部材ボディー・ボンネット) - 機械的性質、外観・寸法検査等
素材検査合格後、IBR Form III-F(Casting)または III-G(Forging)を素材メーカーが発行します。
それにCBB認定検査会社がエンドースし、素材には認定検査会社の刻印が打たれます。

(2) 完成品(組立品)- 耐圧試験(設計圧力 x 1.5)、外観・寸法検査等
完成品検査合格後、IBR Form III-Cをバルブメーカーが発行します。
それにCBB認定検査会社がエンドースし、完成品には認定検査会社の刻印が打たれます。

IBR Form III-CへのCBB認定会社がエンドースするためには、必ず素材(ボディー、ボンネット)に対するForm III-FまたはForm III-Gが必要になります。
溶接がある場合は溶接記録を必ず作成して下さい(IBR認定溶接士が溶接を行なったことが確認できること)。

*注意事項

バルブ(素材も含む)は、必ず設計審査終了後に製造を開始して下さい。
耐圧部材に溶接を行う場合は、必ずIBRの認定溶接士が行なって下さい。
IBRの認定溶接士以外が溶接を行った場合は、不合格品となります。
(溶接士の認定についてはIBR Chapter XIIIを参照下さい。認定には筆記試験と実技試験が要求されます。)
仮付け溶接でも、仮付けを本溶接の一部とする場合は、仮付けもIBR認定溶接士が行う必要があります。
※但しバルブシート面の肉盛溶接は除く。
※仮付けを取り除き本溶接を行う場合は、その仮溶接についてはIBR認定溶接士以外でも可。

産業事業本部 白坂四郎


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