建築基準法改正(平成26年6月4日)に伴う告示改正
〜木造の耐火構造 仕様規定


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平成26年6月4日に改正された建築基準法に関連して、平成26年8月22日に耐火構造の仕様規定について、告示の改正がありましたので、お知らせします。
告示 平成12年建設省告示1399号(改正)
技術的助言 平成26年8月22日 国住指第1785号



1.耐火構造の告示

平成12年告示第1399号(耐火構造の構造方法を定める件)に木造の間仕切壁・外壁の構造方法が追加されました。これにより木造耐火が仕様規定に加わることになり、間仕切壁または外壁については、大臣認定を受けたものでなくてもこの仕様に適合していれば、木造でありながら耐火構造として認められることになります。
なお、間仕切壁・外壁以外の主要構造部については、現段階では木造の耐火構造は示されていません。



2.告示内容

平成12年5月30日建設省告示第1399号「耐火構造の構造方法を定める件」において定める耐火構造の間仕切壁・外壁の構造方法に、以下の仕様が追加されました。
i) 間仕切壁(耐力壁・非耐力壁、1時間耐火構造)
間柱及び下地を木材又は鉄材で造り、かつ、その両側にそれぞれ次の(1)又は(2)のいずれかに該当する防火被覆が設けられたもの
(1) 強化せっこうボードを2枚以上張ったもので、その厚さの合計が42mm以上のもの
(2) 強化せっこうボードを2枚以上張ったもので、その厚さの合計が36mm以上のものの上に厚さが8mm以上のけい酸カルシウム板を張ったもの
※せっこうの含有率などが規定されているのでご注意下さい。
ii) 外壁(耐力壁・非耐力壁、1時間耐火構造)
間柱及び下地を木材又は鉄材で造り、かつ、その両側にそれぞれ上記i) (1)又は(2)のいずれかに該当する防火被覆が設けられた構造(屋外側にあっては、当該防火被覆の上に金属板、軽量気泡コンクリートパネルを張ったもの若しくは窒素系サイディングを張ったもの又はモルタル若しくはしっくいを塗ったものに限る。)



3.技術的助言について

主な内容として、せっこう、ガラス繊維及びひる石の含有率が一定以上のものに限っており、認定材料として以下のものが該当します。
(1) NM-8615「強化せっこうボード」のうち、GB-F(V)(ひる石入り)
(2) NM-1498「両面薬剤処理ボード原紙張/せっこう板」のうち、せっこう、ガラス繊維及びひる石の含有率が適合するもの
また、防火被覆の留付や目地の処理が適切に行なわれていることが前提であること、防火被覆の目地の処理は、継目処理工法又は突き付け工法としています。



建築認証事業本部 大野敏資


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