消費財検査部門(旧:日本認証サービス株式会社 分析事業部)
コシヒカリ/コシヒカリBL品種判別検査
   〜コシヒカリBLの品種構成が平成26年度から変わります


PDF版はこちら

日本認証サービス株式会社は、ビューローベリタスジャパン株式会社のグループ企業として、ご愛顧を頂戴してきましたが、2014年10月1日をもちまして、ビューローベリタスジャパン株式会社の一部門となりました。
より利便性の高いサービスをお届けできるよう一層の努力を重ねて参りますので、今後とも何卒ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

 

1.コシヒカリBLの品種構成切り替わり
コシヒカリBLと一般的に呼ばれている米が、実際はどのような米であるのか、ご存知でしょうか。普通のコシヒカリとは違い、新潟県で育成されたいもち病抵抗性(BL)系統9品種のうち4品種を混合して栽培されたものなのです。米に病気への抵抗性を持たせることで農薬の使用を抑え、環境にもやさしい、より安全・安心なお米作りの実現を目指して開発されました。しかし単一の品種を同じ畑で栽培し続けると、抵抗性があっても病原菌がそれに合わせて進化してしまう危険があるため、敢えていもち病に感受性のある系統と抵抗性のある系統とを取り混ぜた4品種を混合した上に、組み合わせる品種の構成を2〜3年毎に入れ替える措置が取られています。
平成26年度は、その品種構成の切り替わりの年に当たります。

平成23〜25年産のコシヒカリBLの構成

BL1号、BL2号、BL4号、BL11号

平成26〜27年産のコシヒカリBLの構成 BL1号、BL2号、BL3号、BL11号
 

2.品種を区別できるのはなぜ
これらのBL品種はいずれも染色体上にいもち病抵抗性に関わる遺伝子を持っているわけですが、その遺伝子も単一ではなく、様々な種類があります。異なる遺伝子型をDNAレベルでのマーカーとすることで、品種の区別が可能となります。
例えば、コシヒカリBL品種といもち病抵抗遺伝子の型が下のような組み合わせであるケースでは、

コシヒカリBL品種

BL1号

BL2号

BL3号

BL4号

BL11号

遺伝子

A

B

C

D

E

遺伝子型がAであれば米の品種はBL1号、遺伝子型がDであれば米の品種はBL4号であることが分かります。つまりDNAから品種を推定することができるわけです。

 

3.コシヒカリ/コシヒカリBL品種判別検査の流れ
ビューローベリタスでは、コシヒカリ/コシヒカリBL品種判別検査を次のような流れで実施しています。

 

報告の一例(50粒検査の場合)

コシヒカリBL1号

5粒

コシヒカリBL2号

9粒

コシヒカリBL3号

16粒

コシヒカリBL

18号

コシヒカリ

1粒

コシヒカリ/コシヒカリBL以外の品種

1粒

参考情報:
平成26〜27年のコシヒカリBLは、BL1号:BL2号:BL3号:BL11号=1:2:3.5:3.5の割合で混合して栽培されています。
 

4.コシヒカリ/コシヒカリBL品種判別検査のメリット
DNAを調べることで検体がコシヒカリBLであること、普通のコシヒカリや多品種の混入の有無が分かります。
また、コシヒカリBLは新潟県でのみ栽培されているため、コシヒカリBLであることの証明は生産地の証明にもなります。
さらに、前述の通りBL品種の構成が2~3年毎に切り替わるため、おおよその産年の推定も可能です。平成26年度は品種構成が切り替わった最初の年ですので、平成26年度産と特に断定できる機会となります。

検査及びご依頼に関する詳細は弊社ウェブサイト「米品種識別DNA検査」をご覧下さい。


消費財検査部門 西澤さつき

 

【お問い合わせ】
ビューローベリタスジャパン株式会社 
消費財検査部門 食品検査事業部 TEL:045-949-4664
  お問い合わせフォームもご利用下さい 
  ビューローベリタスのサービス:
米品種識別DNA検査

 

 

www.bureauveritas.jp

© Bureau Veritas Japan